※ 本記事は 2026年5月 時点の情報に基づきます。料金・機能は変動するため、最新情報は各サービス公式サイトをご確認ください。本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含む場合があります。
こんな方におすすめの記事です
給与計算の手作業から脱却し、年末調整・社保算定基礎届・住民税まで一元化したい中小企業向けに、クラウド給与計算ソフトの選び方とおすすめ7サービスを比較します。
- 給与計算をExcelや古い給与ソフトで行っており、年末調整がボトルネックになっている方
- 社労士に外注しているが、コストや内製化を検討中の方
- クラウドへの移行で在宅勤務時の給与処理を可能にしたい方
- 法改正(電子帳簿保存法・インボイス制度・社保改定)への対応に追われたくない方
クラウド給与計算ソフトを選ぶときの5つのポイント
クラウド給与計算ソフトを選ぶ際は、勤怠管理との連携・年末調整対応・社労士連携を中心に検討するとミスマッチが減ります。
- 勤怠管理との連携: 打刻データを取り込んで自動計算できるか、ファイル連携かAPI連携か
- 年末調整・法定調書のWeb完結: 従業員からの申告書回収・電子提出までソフト内で完結できるか
- 社保・所得税・住民税の自動更新: 料率・税額表の改定をベンダーが自動反映するか
- 社労士との連携: 顧問社労士が同じ画面でレビュー・承認できるか
- マイナンバー管理: マイナンバー収集・暗号化保管・退職時自動削除など、セキュリティ要件を満たすか
【一覧比較】中小企業向けクラウド給与計算ソフトおすすめ7選
本記事で取り上げる7つのクラウド給与計算ソフトを一覧で比較します。詳細は下の各製品紹介をご覧ください。
| サービス名 | 月額(税抜) | 推奨規模 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| freee人事労務 | 2,380円〜/月+人数 | 10〜200名 | 労務オールインワン |
| マネーフォワード クラウド給与 | 2,980円〜/月+人数 | 10〜300名 | MF会計とAPI連携 |
| 弥生給与 Next | 要問合せ | 10〜100名 | 実績とサポート |
| ジョブカン給与計算 | 400円〜/人 | 5〜100名 | 勤怠とセットで割安 |
| PCA給与DX クラウド | 要問合せ | 50〜500名 | 複雑給与に強い |
| スマレジ・タイムカード給与 | 要問合せ | 店舗系 | 多店舗・現場系 |
| ロウム・メイト クラウド | 要問合せ | 10〜200名 | 社労士併用に最適 |
各クラウド給与計算ソフトの詳細紹介
freee人事労務
労務全般をワンストップ
勤怠・給与・年末調整・社保・労務手続きまで1サービスで完結。バックオフィス全体をfreeeで揃える企業に最適。
- 料金: 2,380円/月〜+人数課金
- 主な機能: 年末調整Web申告、社労士共同編集、勤怠連携
- おすすめの企業規模: 10〜200名のクラウド志向企業
マネーフォワード クラウド給与
会計と一体管理
MF会計を使う企業の標準解。年末調整・住民税更新・電子申請まで対応し、社労士向け機能も充実。
- 料金: 2,980円/月〜+人数課金
- 主な機能: 勤怠・社保・年末調整Web対応、API連携豊富
- おすすめの企業規模: 10〜300名のMF利用企業
弥生給与 Next
実績豊富で社労士連携も手厚い
長年の実績がある弥生のクラウド版。サポート品質と社労士ネットワークの広さに強み。
- 料金: プラン要見積(年間契約)
- 主な機能: 年末調整Web申告・社保・電子申請・サポート手厚い
- おすすめの企業規模: 10〜100名で安定運用したい企業
ジョブカン給与計算
勤怠と一体で低価格
同社勤怠管理と組み合わせるとコスパ抜群。シリーズ統一で運用シンプル。
- 料金: 400円/人・月〜
- 主な機能: 勤怠連携、年末調整、明細Web配布
- おすすめの企業規模: 5〜100名のジョブカン利用企業
PCA給与DX クラウド
中堅企業の堅実な選択
パッケージ時代から続くPCAブランドのクラウド版。複雑な給与体系・ジョブ給にも強い。
- 料金: 要見積(中堅向け)
- 主な機能: 複雑な給与計算、退職金、賞与計算
- おすすめの企業規模: 50〜500名の中堅企業
スマレジ・タイムカード給与
店舗・現場運用に強い
スマレジと連携して現場の勤怠・給与をワンセットで運用できる。多店舗展開に有効。
- 料金: 要見積
- 主な機能: 多店舗管理、シフト連携、給与明細Web
- おすすめの企業規模: 店舗チェーン・小売・飲食
ロウム・メイト クラウド
社労士併用で安心
社労士事務所と顧問契約しながら、クラウドでデータを共有して内製と外注のハイブリッド運用が可能。
- 料金: 要見積
- 主な機能: 社労士共同編集、電子申請、給与明細
- おすすめの企業規模: 社労士活用企業
業種別・規模別おすすめパターン
バックオフィスをまるごとクラウド化したい場合は freee人事労務 か マネーフォワードクラウド給与、社労士との連携を重視するなら 弥生給与Next または ロウム・メイト、勤怠と一体で低価格に始めたいなら ジョブカン給与計算、店舗系なら スマレジ・タイムカード給与 が有力です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 年末調整は本当にWebで完結しますか?
紹介した主要ソフトは、従業員から申告書をWebで回収→システムが自動計算→源泉徴収票・支払調書を電子発行までWebで完結できます。紙運用が完全に不要になるケースが大半です。
Q2. 社労士に依頼している業務との両立は可能ですか?
多くのソフトは社労士向けの共有閲覧・承認機能を提供しており、社労士に「マスタ管理だけ依頼」「給与計算は内製、社保手続きだけ依頼」といった分担が可能です。
Q3. マイナンバーの取扱いはどうなりますか?
各サービスとも暗号化保管・アクセスログ取得・退職時自動マスキング等、マイナンバー法ガイドラインに沿った取扱いを行っています。
Q4. 移行はどれくらい大変ですか?
過去データの移行(従業員マスタ・給与履歴)は1〜3ヶ月かかります。年末調整完了後の翌1月スタートが最もスムーズです。
まとめ
うちの店で給与計算をクラウド化したのは2年前のこと。それまでは紙の給与明細を月末徹夜で印刷して、封筒に詰めて、店舗ごとに配って…という地獄の作業をやってました。クラウドにしてから何が一番変わったか?ぶっちゃけ「年末調整の地獄から解放されたこと」、これに尽きます。スタッフへの源泉徴収票はWebで配って、税務署には電子申告でポチッ。最初こそ「紙もらえないんですか?」とぼやくスタッフもいましたが、慣れたら「便利」って言葉に変わりました。中小企業なら freee人事労務 か マネーフォワード人事労務、社労士さんに頼んでる方は 弥生給与Next か ジョブカン給与計算 が王道。まずは無料トライアルで給与計算1ヶ月分を実際に走らせ、自社の給与体系(歩合・夜勤手当・深夜割増など)が乗るかを確認してから決めてください。安いツールに乗り換えて運用が地獄になるくらいなら、ちょっと高くても自社運用に合うほうが結果的に安上がりですよ。
本記事は今後のアップデートで料金・機能変更を反映していきます。最終更新日: 2026年5月


