※ 本記事は 2026年5月 時点の情報に基づきます。料金・機能は予告なく変更される場合がありますので、最新情報はBacklog公式サイトでご確認ください。本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含む場合があります。
Backlog とは
Backlog(バックログ)は、株式会社ヌーラボが提供する国産のプロジェクト管理ツール。受託開発・制作会社の実務に最適化された設計で、ガントチャート+課題管理+Wiki+Git/SVN連携を1ツールで完結できます。
僕(わたなべ)は大手SI時代に複数の受託案件で Backlog を運用していました。受託開発の「納期と工程と課題管理が三位一体」の業務には、Backlog が圧倒的にハマります。
Backlog の主な機能
Backlog のすごさは「受託開発の現場で必要なものが全部入ってる」点。海外ツールにはない国産ならではの設計です。
- 課題管理(Issue Tracker)・ステータス管理・優先度付け
- ガントチャート・マイルストーン管理(納期管理が秀逸)
- Wiki機能(プロジェクトドキュメントを集約)
- Git・Subversionリポジトリ統合(コードレビューとIssueが連動)
- ファイル共有(Subversion風のディレクトリ構造)
- チャンネル(チャット)機能
- プロジェクト・親子課題(複雑な工程管理)
- 日本語完璧 / 国産で和製サポート
料金プラン
チーム単位の月額固定制。人数が増えても料金は変わらないのが珍しい設計。
- スタータープラン: 月額 2,640円(税抜・30名まで・1プロジェクト)
- スタンダードプラン: 月額 12,980円(税抜・100名まで・100プロジェクト・ガント)
- プレミアム: 月額 21,780円(税抜・無制限・カスタム属性・親子課題)
- プラチナ: 月額 55,000円(税抜・最大100名・大規模Git/SVN)
Backlog のメリット(実体験ベース)
受託開発でこそ真価を発揮します。
- チーム単位の料金なので、メンバーが増えても料金が変わらない(=人数増加に強い)
- ガントチャートと課題管理が一体化していて、納期管理が秀逸。Asanaよりこの点では明確に上
- Git/SVN連携で、コードのコミットと課題が自動で紐付く。Pull Requestも Backlog から確認可能
- Wiki が標準搭載で、プロジェクトドキュメントを散らかさず一箇所に集約
- 日本語サポートが手厚い(国産ベンダー)
- 受託開発に必要な機能が全部入りで、追加ツールの契約が不要
Backlog のデメリット・注意点
海外製と比べると物足りない部分も。
- 内製スタートアップ・SaaS開発のようなアジャイル進行には、UIがやや古臭い印象
- カンバンビューはあるが、Trello・Asana のような洗練されたカンバン体験ではない
- API連携の対応サードパーティ数が少なめ(Slack・GitHubなど主要なものはOK)
- 海外メンバー・海外取引先がいる場合、英語UIの完成度が低い
こんな企業におすすめ
受託開発・制作会社・建設業・コンサル・印刷業など「納期と工程が決まっている」業務に最適。社員10〜100名規模で複数の受託案件を同時並行する企業に強くおすすめ。一方、内製プロダクト開発・SaaS開発のようなアジャイル進行には Asana・Notion のほうが向いています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 人数課金じゃないのは本当?
本当です。チーム単位の月額固定で、メンバーを30名・100名まで増やしても追加料金なし。人数増加が見込まれる中堅企業ほど、コスト効率がよくなる珍しい料金体系です。
Q2. Asana / Notion とどう使い分ける?
Backlog は「納期管理+課題管理+ガント」の受託開発向け、Asana は「マルチビュー+柔軟な進行」の内製向け、Notion は「ドキュメント+タスク統合」のナレッジ重視向け。業務性質で選ぶのが正解です。
Q3. Git/SVN連携は本格的?
本格的です。コミットメッセージに「BLG-123」と書くと自動で課題に紐付き、Pull Request も Backlog から確認可能。受託開発のコードレビュー運用は Backlog で完結します。
Q4. Wikiの機能は使える?
使えます。Markdown対応で、設計ドキュメント・議事録・運用手順を集約するのに最適。Notionほど自由度はないですが、プロジェクトドキュメントとしては十分です。
まとめ
受託開発の現場で2年以上 Backlog を使い倒した僕の評価は明確です。Backlog は「受託開発・制作会社の必携ツール」。納期管理・課題管理・コードレビュー・ドキュメント管理が1つで完結する一体感は、海外ツールには絶対に真似できません。チーム単位の月額固定制も、人数が増える中堅企業には大きなメリット。一方で、内製プロダクト開発のアジャイル進行には UI が少し古い印象もあるので、業務性質で選ぶのが鉄則です。30日無料トライアルで1プロジェクト走らせて、納期管理の使い勝手を確かめてから本契約することをおすすめします。
最終更新日: 2026年5月


