【シフト作成】居酒屋経営者がShiftLiftをメイン店だけ1ヶ月試した話 — Excel運用そろそろ限界?(第1回)

勤怠・労務

シフト作成って、ほんま店長の頭痛のタネやねんなぁ。

うちは東京都内で居酒屋を3店舗、社員5名+アルバイト40名でやってる。15年この仕事を続けてて、ずっとシフト作成は Excel + LINE + 現場のホワイトボード の三点運用。日曜の夜は深夜2時まで格闘するのが恒例で、ほんまもう、ええ加減にしたい。

そんな僕に、店長会の仲間 ヨネちゃん(米田さん、新宿でカフェ2店舗運営)が、4月にリリースされたばっかりの新しいシフト管理アプリ ShiftLift(シフトリフト) を「やまさん騙されたと思って試してみ」と熱烈に勧めてきたんよ。

ヨネちゃん、4月のリリース直後から自分のカフェで使い始めて、既に1ヶ月以上使い込んでる。店長会で会うたびに「シフト作成の時間が週4時間から1時間切ったわ」「もう前の運用には戻られへん」と熱弁。

そこまで言うんやったら、と腹を決めて、うちの メイン店だけ・1ヶ月限定 でShiftLiftプロプランを試してみることにした。今回からの4回シリーズは、その 試用1ヶ月の率直なレビュー や。

💡 4回シリーズの内容

  1. シフト作成のExcel運用、そろそろ限界? ← 今回
  2. 勤怠・GPS打刻 — 現在使ってる勤怠アプリと比べてみる
  3. 月コストの実数字 — 1人100円のShiftLiftと他社価格を並べる
  4. AIシフト・現場運営機能と、1ヶ月使ったやまおかの結論

シフト作成、店長を絞り殺しにくる「あるある」5つ

店長会で出てきた「うちもや」「うちもや」の悩みを並べると、こんな感じ。

1. 希望提出の催促が地獄

LINEで「シフト希望出してね」って送っても、半分は既読スルー。締切過ぎてから「あ、忘れてた」が続出。3日に1度は催促メッセージ書く羽目になる。これだけで店長の精神力ガリガリ削られる。

2. 集計が紙とExcelの往復

スタッフからLINEや口頭で来た希望を、店長がExcelに転記。3店舗分まとめると、転記ミスで木曜日に「私その日休みって言うたんですけど…」と現場で言われて青ざめる。

3. 急な穴あけ対応

「店長すみません、今日熱出ました」の朝7時LINE。誰が代わりに入れるか、20人のグループLINEに投げて返信を待つしかない。最悪、店長が現場に飛び込みヘルプ。これ、ほんまにキツい。

4. 同じパターンを毎回ゼロから組み直す

毎週金土日のディナーシフト、月火の少人数シフト、毎月だいたい同じやのに、毎週ゼロから作ってる。「これコピペでええんちゃうの?」って、頭の中で叫んでた。

5. 確定シフトの周知漏れ

シフト確定したのにLINEに流すの忘れて、「今日入ってる予定でしたっけ?」と現場で聞かれる。逆に「今日休みやと思ってました」が連発。

これ、飲食やってない人には大袈裟に聞こえるやろうけど、現場の店長が週5〜10時間 をシフト関連の連絡と調整だけに使ってる。これが店長会の共通認識やった。


ヨネちゃんがShiftLiftをゴリ押ししてきた経緯

最初に「ShiftLift、ええで」と教えてくれたのが、店長会のヨネちゃん。

ヨネちゃんが言うには、

「シフト作成で土日が完全に潰れて、ある日嫁さんに『こんな仕事続けてたら、子どもが小学校上がる前に離婚するよ』って真顔で言われて、ガチで泣いた。それで真剣にシフトアプリ探したんや」

「ShiftLiftが4月にリリースされたっていうの見つけて、すぐ入れてみた。1ヶ月で 週4時間→1時間切った。土日に家族で出かけられるようになった」

ヨネちゃんがあまりにも熱弁するもんやから、僕も無視できんようになった。前にもシフトアプリの無料版を何回か試して、「結局LINEのほうが早いやん」となって挫折してきたから、最初は半信半疑やったけどね。

でも「やまさん1店舗だけでええから1ヶ月試してみ」と言われて、せやな、と。1ヶ月だけお試しなら大したリスクもないし、メイン店(うちの3店舗の中で一番アルバイト多い店)だけShiftLiftプロプランを入れてみた。

公式サイトはここ → ShiftLift

ちなみに、店長会の他の2人(ニッチョウさん=小売1店、カトちゃん=清掃3拠点)は、それぞれ別の運用やってて、いまのところShiftLiftには手を出してへん。「ヨネちゃんとやまおかが先に試してええ感じやったら俺らも考える」っていうスタンス。様子見モードや。


1ヶ月使った「シフト作成」 — 気に入った3点と気になる1点

① カレンダーでぽちぽちタップ、ドラッグで配置もOK

ShiftLiftはカレンダー形式の画面で、シフトを「ぽちっとタップ → 開始時刻と終了時刻を入れる → 担当者を選ぶ」だけで作れる。

それに加えて、スタッフのアイコンをドラッグしてシフト枠に配置する こともできる。「Aさんを月曜のディナーに、Bさんを火曜のランチに」みたいに、複数人をテキパキ割り当てるときはドラッグ操作のほうが圧倒的に速い。マウスでスタッフ一覧から日付欄にひゅっと放り込むイメージや。

これ、何が違うかって、Excelの表形式じゃなくて月間カレンダービュー で全部見えるんよ。月曜のディナータイムに何人入ってるか、土曜の昼間が手薄じゃないか、ぱっと見てわかる。Excelで横スクロールしながら名前を縦に並べてた頃の脳内負荷とは、もう別物。

うちはメイン店だけお試しで使ってるんやけど、もし全店導入したら、店舗ごとに テーマカラーで色分け できる。うちのメイン店を青、2号店をオレンジ、3号店を緑、みたいに。スタッフが複数店舗を兼任してる場合に、誰がどの店に入るかが一目でわかる予定。

② 期間指定してコピー機能

これは個人的に「おおこうきたか」と思った機能。

毎週金土日のディナーは「だいたいAさん・Bさん・Cさんの3人体制」みたいな繰り返しパターンが決まってる。ShiftLiftには 期間指定してコピー という機能があって、「先週月〜日のシフトを今週月〜日にコピー」が一発でできる。

繁忙期と閑散期、月初と月末で同じパターンを使い回したいときに、これがめっちゃ効く。コピーしてから細部を微調整するだけで、ベースシフトが3分くらいで完成。

僕の感覚で、シフト作成にかかる時間が 週4時間 → 週1時間 くらいに減った。週3時間の節約や。月12時間 × 時給換算3,000円(店長の人件費)で 月3.6万円分 の労働コスト削減。これだけでアプリ代は確実に元が取れる(コスト比較は第3回で詳しく)。

③ シフト希望をスタッフがアプリで提出

これがいちばん革命的やった。

スタッフは自分のスマホでShiftLiftを開いて、「希望」「調整可能」「勤務不可」の3種類のステータスをカレンダーにぽちぽちタップで入れていく。LINEでの希望提出が完全になくなった

「希望」と「調整可能」を分けられるのが地味に便利で、「絶対この日に入りたい」というガチ希望と、「他の人が埋まってなければ入ります」みたいな柔らかい希望を分離できる。店長としては、ガチ希望を優先しつつ調整可能の人で穴を埋める判断がしやすくなった。

しかも提出期限のリマインドが プッシュ通知 で勝手に飛ぶから、僕がLINEで「シフト出してや〜」って催促する作業がゼロに。これ、地味やけど、店長の精神衛生にめちゃくちゃ効く。

④ 気になる1点 — 既存運用との二重管理

正直に書くと、これが現在進行形の悩み。

メイン店だけShiftLiftを試してる 状態なので、他の2店舗は引き続き 現在の勤怠アプリとExcelの併用 で回してる。スタッフが複数店舗を兼任してる場合は、ShiftLift側と勤怠アプリ+Excel側の両方を確認しないとあかん。これは僕の運用上の問題で、ShiftLift自体の欠点ではないんやけど、全店舗で切り替える決断をしないと真価が出ない ツールやな、と感じてる。

逆に言うと、これがクリアできたら、シフト管理の悩みはほぼ消える、ということでもある。


「マイシフト」がスタッフ満足度も上げてくれた

シフトを組む側だけやなくて、スタッフ側の使い勝手 も大事。

ShiftLiftには マイシフト っていうスタッフ用の画面があって、確定したシフトをカレンダー形式で自分のシフトだけ見れる。現場別カラーと凡例で「明日は17時〜22時」っていうのが視覚的にわかる。

うちのアルバイトの中島さん(大学2年・19歳)に「ShiftLift どう?」って聞いたら、

「LINEで毎週シフトの画像が送られてきた頃よりめっちゃラク。スマホのウィジェットで明日の勤務がパッと見える。バイト仲間とご飯予定立てるとき、自分のシフト見ながら『この日空いてる』ってすぐ言える」

とのこと。確定後の通知も自動で全員に飛ぶから、「確定シフト今日中に流すの忘れた!」っていう店長あるあるが消えた。


ヨネちゃんが「この機能はいいなぁ」と言うてた話

店長会の飲み会で、ヨネちゃんに「最近一番気に入ってる機能何?」って聞いたら、

シフト希望の3種ステータスこの機能はいいなぁってずっと言うてる」

「うちのカフェ、大学生バイトが多いんやけど、『絶対この日入りたい』っていう希望を出してくれる子と、『空いてたら入る』っていう柔らかい子がおる。これを分けられるから、シフト確定後のクレームが激減したわ」

「ガチ希望の子を優先したら、『シフト出した意味あるんかな』っていう不満が消える。これ、シフト出してる店長やないとわからん感覚やと思う」

なるほどな、と思った。僕も1ヶ月使ってみて、確かに「希望出してくれてるスタッフが報われる構造」が、現場の士気には効いてる気がする。


店長視点のシフト作成チェックポイント

シフト管理アプリを検討してる飲食店経営者・店長向けに、ShiftLiftを1ヶ月使ってみて感じたチェックポイントを共有。

観点 チェックすべきこと ShiftLiftの場合
作成画面 カレンダー形式で月全体が見えるか ✅ 月間カレンダー、現場別カラー
配置操作 タップ・ドラッグ両対応か ✅ タップ&ドラッグの両対応
繰り返し 過去のシフトをコピー・流用できるか ✅ 期間指定してコピー機能
複数現場 1つのアプリで複数店舗を切り替えられるか ✅ ワークサイト切り替え
希望収集 スタッフが自分のスマホで提出できるか ✅ 3種ステータス対応
通知 確定後の自動通知があるか ✅ プッシュ通知
スマホ操作 店長が外出先で修正できるか ✅ PWA/ネイティブ両対応

この項目すべてを満たすツールは、ヨネちゃんと僕でAirシフトとかKING OF TIMEとかを比較したけど、意外と少ない。価格と機能のバランスはShiftLiftが頭1つ抜けてる感覚やった(価格比較は第3回で詳しく)。


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シフト管理を含む勤怠・労務系のツールを、より広い視点で見たい方は、以下の比較記事もどうぞ。


まとめ — もう少し使ってみる、便利ならShiftLiftに乗り換えも検討

店長業を15年やってきて、シフト作成の悩みは「根性で解決するもの」と思い込んでた。Excelとホワイトボードと睡眠時間の戦いやった。

ShiftLiftをメイン店で1ヶ月試してみて、確かに楽になった という体感は強い。シフト作成の時間が、週4時間 → 週1時間ほどに減った。これだけで月12時間が浮く。

ただし、現在使ってる勤怠アプリ+Excel運用との整合性他2店舗での切替判断スタッフへの再教育コスト など、全店切り替えにはまだクリアすべき課題がある。

なので、いまの僕の正直な答えは「もう少し使ってみる便利やと感じ続けたら全店ShiftLiftに乗り換えも検討する」というところ。

第2回は、勤怠・GPS打刻 の話。うちは現在 別の勤怠アプリを使ってるから、それと比較してShiftLiftの勤怠機能がどうなんか、正直に書きます。

ではまた、店長会で。


※本記事は2026年5月10日時点の情報です。料金や機能は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含む場合があります。

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兵庫県神戸市出身。ラーメンチェーンで7年勤務した後、28歳で独立し自家製麺ラーメン店を経営(8年)。36歳で業態転換し、現在は東京都内に居酒屋3店舗を運営する飲食店経営者(48歳)。社員5名+アルバイト40名を束ねながら、シフト管理・パート/アルバイトの労務・最低賃金対応・36協定・採用と定着など、現場の労務課題に日々向き合っている。本サイトでは「勤怠・労務」「人事・給与」のカテゴリを担当。

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